天の川、スカイフィッシュの釣り堀にて

安眠妨害水族館では書かないこと、書けないこと

「魚がとれたやめたい」

当時は気にもしていなかったことが、時間が経つにつれて大問題に発展するなんてことはよくある話。

娘が成長するにつれて、インターネット上で"魚がとれた"なんていう珍奇な名前で、年がら年中お化粧バンドの話を垂れ流し続けているのはどうなんだろう、と考えるようになってきた。

 

というのも、何の気なしに本名をGoogleで検索してみたら、大学生の頃に作成した、若気の至りとしか思えないサークル内チームのホームページが出てきたからだ。

普通に活動紹介をしている程度だったらまだよかったのだが、内輪ネタ満載の用語集や、クオリティの低い映像作品、グループチャットの履歴まで残っている。

これは、まさしく黒歴史なのでは…と絶句しながら、その後タレントになった相沢くんから、「2歳サバ読んでオーディションを受けるんだけど、検索したらホームページが出てきちゃうから、プロフィールの生年月日を消しておいてくれない?」なんて頼まれていたのだったと思い出した。

 

懐かしさに消すのがもったいないという気持ちも生まれてきたが、「いずれネット社会に飛び出した娘が、これを見たらどう思うだろう」と考えれば、断固削除するべきだと結論づけることができる。

親の名前なんて、暇な子供はきっと当たり前のように検索するもの。

 

使っていたサーバーの管理形態が色々と変わったことにより、15年前に作ったホームページは、もはや自力では消せなくなっていた。

相沢くんから頼まれたときは、「無理だった」と返して終わりにしたが、今の僕には娘がついている。

面倒な気持ちを奮い立たせ、現在の運営に連絡して、なんとか削除してもらうことに成功した。

 

さて、本名での潰し込みは終わったわけだが、問題は"魚がとれた"としてネット上に撒き散らした負の遺産の数々だ。

mixiの日記にしても、Twitterにしても、当たり前ではあるが娘に見られることなんて想定していない。

そもそも、僕が"魚がとれた"であるとバレなければいいのだが、移動中などに僕のスマホで「どうぶつの森ポケットキャンプ」をやっていたりするので、既にバレバレだったことが判明した。

アカウント名を「さかながとれた」にしていたのが敗因。

「お父さん、なんで"さかながとれた"くんなの?」とか聞かれて、青ざめることになるとは。

 

砂時計の砂が落ち始めた。

娘が親のハンドルネームを面白半分で検索しはじめるまで、あとどれくらいだろう。

もっとも、まだハンドルネームという概念は持たない娘。

それくらいまでに忘れさせればいいわけで、今後、娘の目につきそうなアカウントで、安易に"魚がとれた"の名義を使わなければいい話かもしれない。

ただ、いつか娘が「お父さんがインターネット上で"魚がとれた"なんていう珍奇な名前で、年がら年中お化粧バンドの話を垂れ流し続けている」という事実に気付いてしまう可能性は、どこまでいっても否定できないのだ。

これは、精神的に結構苦しい。

いっそのこと、魚がとれたをやめてしまいたい心境になっているのが今である。

 

ちなみに、少し前まで「魚がとれた」で検索すると出てきていた旧ブログのプロフィール画像がこちら(魔法のiらんど時代の画質)。

 

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若き日の僕なのだが、スマホの中に保存されていたのを、偶然娘に見つかってしまった・・・が、その後の悪い意味での変貌ぶりに、お父さんだとは気付かなかったようだ。

「魚がとれた」で出てくる画像を別人と認識してくれるのなら、もしかしたら、魚がとれたはやめなくても問題はないのかもしれない。

本人画像が本人バレ防止に一役買うとは、なんとも皮肉な話なんだけど。