天の川、スカイフィッシュの釣り堀にて

安眠妨害水族館では書かないこと、書けないこと

「ブラーバを導入した」

乾燥機能つき洗濯機、食器洗い機、掃除用ロボット。

これが、現代の三種の神器らしい。

 

共働きで育児をしている状況下、家事は効率的にできるに越したことはない。

手洗いしていた食器は食洗機へ、ベランダに干していた洗濯物は乾燥機へ。

気が付いたら我が家も、あとは掃除用ロボットがあれば、という状況になっていた。

 

三種のうちふたつが大幅に家事の時間を短縮させたのだから、残る掃除用ロボットも役立つに違いない。

そう考えて、遂に床拭きロボットブラーバを導入。

本当はルンバを買うつもりだったが、子供が片付け損ねた小さなおもちゃがあちこちに落ちているため断念。

クイックルワイパーなどを装着し、拭き掃除をするタイプのロボットだったら問題なかろうと、ブラーバにしたのだ。

 

しかしながら、これを使い慣らすのはなかなか難しいようで。

ある程度、自分で空間認識をして動いてくれるのはいいのだが、目を離すとコードに絡まったり、絨毯に埋もれて動けなくなっていたりと、ものが多い我が家ではなかなか良さを活かしきれないらしい。

結局、ブラーバを動かすためには、導線を確保するためにレイアウトを工夫したり、片付けをしなければならなかった。

人間の目では片付いているように見えていても、畳んだ洗濯物に勢いよく飛び込んでいくという落とし穴もある。

 

また、もうひとつ厄介なのが、長期間稼働しないと故障の原因にもなるので、1週間に1度は稼働せよ、とのこと。

部屋を片付け、掃除機をかけて、洗濯物は箪笥へ。

これが毎週末のノルマになってしまって、掃除にかける体力負担は、単純に増えてしまった。

考えてみれば、そりゃそうだ。

もともと、拭き掃除なんて滅多にしていなかった。

従来からやっていた掃除に加え、プラスアルファをこなしているのだから、当然時間はかかってしまう。

どうせ前捌きが必要ならルンバを買ったって良かったのだが、それは気が付かないほうが幸せだ。

 

そんなわけで、乾燥機や食洗機を導入したときほどの感動はなかったのだが、衛生面で生活水準が向上したのは事実。

特に、今までは手が届かなかったベッドの下のスペースを自動で掃除できるのは大きかった。

乳児がいる家としては必要だったよな、と割り切ることにする。

 

余談だが、やはりロボットという単語の響きにはワクワクしてしまう男子脳。

少し動いては壁にぶつかり、あっちに行こうかこっちに行こうか迷っている姿は、なんともいとおしい。

非効率とわかっていても、ついつい動向を目で追ってしまうのは僕だけだろうか。

そのうち、この部屋をスイスイぶつからずに掃除できる日がくるのかな、なんて思ったりもするが、これ以上踏み込むのはやめておく。

いつか洗濯物の山に突っ込まない掃除用ロボットが実用化されたとき、買い替えする気持ちが揺らいでしまいそうだから。