天の川、スカイフィッシュの釣り堀にて

安眠妨害水族館では書かないこと、書けないこと

「動画の編集」

ゴールデンウィークにやったこと。

というか、もっかやっている途上なのが、動画の編集だ。

 

僕は学生時代に館内放送の制作を行うサークルに所属していた関係で、映像制作が少しできる。

アルバイトで、就活生向けの企業説明ビデオを作ったこともある。

CGを駆使したものは無理だが、ドキュメント番組や教材用の企業映像を編集するぐらいのノウハウは持っているのだと思う。

最近だと、知人の結婚式のプロフィール映像を作らせていただいた。

嫁の会社の同期が結婚したのだが、出産間近のタイミングだったので式には行けず、代わりに何かできることを、ということで引き受けてきた形。

まぁ、作るのは僕なのだけれど。

 

今作っているのも、そういった自分の趣味的なものや親しい人へのプレゼントだったらモチベーションが上がったのだが、残念ながら仕事の延長。

誰でもスマホで動画がとれて、簡単な編集ならできてしまう時代。

研修用の教材映像ぐらい自前で調達できるのではないか、という無茶ブリが飛んできたのだ。

確かに、ムービーメーカーで素材を切り貼りして、味気ないテロップを入れるくらいは誰でもできるようになった。

だが、研修資料とはいえ、数百人、数千人が見る規模になる。

ちょっと知識があることによって生じるプライドがそれをどうしても許せず、業務時間中にそれをやるのは無理だが休み中なら、と腹を括って今に至る。

 

見本がある、と言われて、以前自前で作ったという研修教材を見たのだが、酷いものだった。(あくまで編集目線。研修は概ね好評だったとのこと。)

まず字幕のフォントが味気ないゴシック書体で、何故か緑色。

おそらく、背景に紛れて見にくくならないようにという配慮なのだろうが、さすがにこれを踏襲するわけにもいけない。

ワイプで、操作中の画面を挿入するのは良いアイディアだが、やはり切って貼っただけという印象は否めず、構成から変えていく必要があった。

 

では、久しぶりに番組制作マインドを奮い立たせて、素材の撮影からはじめるか!と気合いを入れたところで、嫁が出産のために入院。

僕も上の子の面倒を見る必要があって1週間ほど休暇をとったため、自分の関わらないところで素材の撮影が行われてしまった。

ワイプで入れる操作画面も、なんだか斜め。

これについては、頭を抱えるしかなかった。

既に休みに入ってしまっているため、会社に行って素材を撮り直すことができない。

 

そして、もうひとつアクシデントが。

僕が編集ソフトを入れていたノートパソコンが、このタイミングでご臨終。

画面は映るものの、キーボードが反応しなくなってしまった。

絶望、絶望、絶望だ。

 

とりあえず、デスクトップのほうにも別の編集ソフトを入れていたことを思い出す。

一旦、これで凌ぐしかないが、ネックはおよそ10年前のソフトだということ。

素材データの保存形式であるmp4ファイルに対応していないので、まずはひとつひとつaviファイルに変換するところからはじまった。

冷静に考えて3日程度で仕上げる前提であれば、体験版か何かをダウンロードすれば済んでいたのかもしれないのだけれど、ここまで来たら突っ切るしかない。

そして、斜めになっている画面を、水平になるように調整する。

テロップについては字幕風のフリーフォントを拾ってきたので、メイリオと組み合わせて何とかしよう。

 

編集を開始して3度目の朝を迎え、なんとか形になってきたので、書き出し作業の合間にこのブログを書いている。

相変わらず、動画編集が地道な作業であることを理解しない上司から安易なレベルアップ要望が飛んでくるが、全部スルーした。

(過去に緑色の字幕を承認しているセンスを信用してもいけないと思う。)

ようやく自由時間が手に入る目途が立ったら、ゴールデンウィークは最終日。

世知辛い世の中だ。

 

余談になるが、今回編集をするにあたって、参考になるものはないかと過去の資料を漁っていたら、自分の結婚式に使った映像データが出てきた。

プロフィールビデオは自分で作ったのだが、エンドロールまで手が回らず、サークル時代の先輩に作っていただいたのだった。

今はプロとしてMVや広告の映像監督やプロデューサーとして活躍中。

最近はどんな作品を作っているのかな、と思ったら、変わらないセンスを発揮していて、なんだか安心した。

 

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映像美溢れるカット割りが秀逸なのだが、「パーフェクト寝起きドッキリ」みたいな遊び心ある脚本のセンスも好き。

改めて、多忙な中でご協力いただき、感謝してもし尽せない。

 

ちなみに、結婚式から6年経った今でもお礼のワインが渡せていないことも思い出した。(その間、会っていないわけでもないのに。)

そのうち、「熟成させておきました!」と渡しにに行ければいいのだが。