天の川、スカイフィッシュの釣り堀にて

安眠妨害水族館では書かないこと、書けないこと

「臨月」

嫁が臨月に入った。

今月中には、2人目の子供が産まれる予定だ。

 

1人目のときは、予定日よりも2週間以上早く産まれた。

自分としてはまったく心の準備ができておらず、さて、会社に行くか、とスーツに着替えた矢先。

嫁が破水して、そのまま産院に入院することになったのだ。

僕はすぐにタクシーを呼ばなきゃとか、病院に連絡しなきゃとか慌ててしまうのだが、嫁は「朝ごはん食べてから」と納豆を食べだした。

そんなものなのだろうか。

 

急な出産には、陣痛タクシーサービスが役立った。

事前に自宅、病院、予定日等を登録しておくと、いざというときに優先的に駆けつけてくれる。

タクシーが来なくてあたふたするとか、運転手が行き先がわからなくて道に迷うというリスクを回避でき、ちょうど納豆を食べ終わるころに迎えが来るという寸法だ。

この準備があったから、あんなに余裕があったのかと感心した。

今回も、忘れずに登録しておかないと。

 

ちなみに、病院でも朝ごはんが出てきたので、こちらも完食。

妊娠後期は、体重との闘いのようで。

体重が増えては医者に怒られ、というのを毎週続けていたのだから、ようやくリミッター解除といったところ。

確かに、ここからは体力勝負でもあるし、しっかり朝食はとっておいたほうがいいのかもしれない。

 

結局、子供が産まれたのは21時58分。

6時台から病院に入って、1日がかり。

22時からは深夜料金がかかったらしいので、空気の読める子だ。

 

昨日のことのように思い出すけれど、そんな娘がもう3歳。

お姉さんになろうとしているというのも、感慨深いものである。

嫁としては、今が一番体が動かず、神経も使う時期。

お祭り騒ぎでバタバタしそうだが、手が届く範囲ではサポートしてやりたいと思う。

なお、5月からはお義母さんが来ることになっていて、その際は「私の分までライブに行ってきて、そしてレポを書くように」と指令を受けている。

ある意味、仕事に行くよりも重いものを背負ってライブに行くことになりそうだ。

 

それにしても、臨月のお腹は本当に大きい。

だって、臍がなくなるくらいだもの。

臨月のお腹を見て、はじめて知ったこと。

臍は色素沈着しているから、平らになっても臍とわかる。

窪んでいるから黒く見えているわけではなく、本当に黒いのだ。

 

お母さんの臍がなくなったので、3歳の娘は「雷様におへそを取られてしまった」と信じているらしい。

おかげで、お腹を出して寝ることをしなくなったのだが、二人目が産まれて臍が復活した際には、どのような理由付けをするべきか。

こんなところに悩みの種ができるとは、一人目のときには思いもつかなかった。