天の川、スカイフィッシュの釣り堀にて

安眠妨害水族館では書かないこと、書けないこと

「ネットオークションはやっていません表明」

ネットオークションは、今の時代、インフラの一部だ。

チケットの高額転売などの問題はあれど、中古品の個人売買のツールとして使うこと自体は悪とは思わない。

 

ただし、僕個人としてはネットオークションは出品者と落札者、どちらの立場でも利用したことがないし、これからもするつもりはない。

理由としては、僕が求める通信販売のスタイルと異なっているから。

欲しいと思っている今購入することができるか、その値段はいくらか。

これが折り合えば買うし、折り合わなければ買わない。

駆け引きが発生し、その瞬間でいくらで買えるかが確定しないオークションは、どうも肌に合わないのだ。

善悪ではなく、単純に趣味の話。

 

では、なぜこんなことをわざわざ表明するのかと言うと、先日、とある会場限定CDのレビュー記事に、こんなコメントがついたからだ。

 

「オークションを利用されていますよね? その節はありがとうございました!」

 

悪質だと思ってすぐに削除したので、多少言い回しは変わっているかもしれない。

スクショぐらい残しておけば良かった。

これの何が悪質かって、そのアーティストは自分の音源の高額転売をとても嫌っていて、オークションでCDを売った、買ったということが運営サイドに伝われば、出禁になってもおかしくないからだ。

要するに、僕がオークションで買ったことを認める発言を引き出し、運営に報告するための釣り針。

投稿者が相手を勘違いしているだけなのかもしれないが、その場合、僕を騙った、あるいは誤解させるオークションアカウントが存在する可能性も出てくるため、どちらにせよ、改めて表明しておいたほうがいいだろうと。

結果として被害妄想であるなら、それに越したことはない。

 

そんなわけで、オークションで魚がとれたっぽい人がいても、それは絶対に僕ではないので、通報するなり低評価をつけるなり、お好きにどうぞ。

ついでに、悪質な場合はこちらからも注意喚起したいので、その旨を教えていただけると助かります。

 

ちなみに、会場限定CDは友人・知人に代理購入していただくことが多い。

中古ショップで買ったり、特典目当てで余らせたものを譲ってもらったりというのもあるが、大半はこれ。

下記の記事でも書いた通り、なかなかライブに行けない身としては、本当にありがたい限り。

ギブ&テイクどころか、テイクオンリー状態なので、ご協力いただいた方には足を向けて寝られない。

北は北海道、南は九州…

一番遠いところでは、ヨーロッパを拠点にしているアーティストの会場限定CDを、現地のバンギャルネットワークを駆使して購入していただいたこともある。

もはや、どの方向にも足を向けられないので、立ったまま寝るしかない。

 

安眠妨害水族館をやっていなかったら、ここまでの人脈は得られなかったであろうし、行けるはずがないライブの限定CDを持っている=オークションを利用しているはずだ、と思い込む人がいても仕方ないのかもしれないが、直接的にブログにコメントをされてしまうと、無関心を貫くわけにもいかないわけで。

過去には、行ったこともないバンドの会場限定CDを転売しているなんて噂も流されているし、このタイミングではっきりさせておくことにする。

まぁ、疑う人は何を書いても疑ってくるのだろうし、悪意に反応するのは逆効果というのも理解している。

その点で、あまり意味のないエントリだよなぁ、と思ってはいるが、ぶっちゃけ"な行"のネタが思い浮かばなかったので書いてみました。

 

 

「誕生日のプレゼント」

先日、長女の4歳の誕生日だった。

もうそんなに経つか、となんだか変な感じ。

平日だったので、その前の土日で諸々のイベントごとは済ませ、プレゼントだけ誕生日当日に渡すことにした。

 

4歳の誕生日プレゼントって、何気に困る。

バランスバイク、おままごとキッチン、シルバニアシリーズ…

親としてあげたいものは、これまでのイベントでひととおりあげてしまったので、アイディアは尽きてきた。

かといって、本人からのリクエストがあるかというと、"遊ぶもの"ぐらいの返答しか返ってこない。

もう少ししたら、やれプリキュアの変身セットが欲しいとか、やれ仮面ライダーBLACK RXのフィギュアが欲しいとか、やれビクトリーセイバーが欲しいとか、もっと具体的に希望商品が出てくるのだろうが、まだそこに至らないのが4歳という年齢だ。

プリキュア以外に5、6歳児が欲しがりそうなグッズが思いつかなかったので、残りは自分が実際に幼稚園児の頃にリクエストしたものを並べておいた。

父親世代のギリギリ感を察してほしい。

 

夏生まれの長女。

夏休みに遊べるものを、ということで、アクアプレイを買うことにした。

その中でも、「マウンテン・レイク」が面白そう。

水門があって、ポンプで水を汲み上げ、ウォータースライダー的に船を押し流すことができるらしい。

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 だが、調べてみると、もうメーカー完売。

あったとしてもプレミア価格になっていたり、届くのに1ヵ月以上かかって誕生日に間に合わなかったり。

これは、作戦変更もやむえずか、と思ったところで、嫁が助け舟を出してくれた。

 

「海外から買えばいい。」

 

子供服が可愛いという理由で、海外から洋服を通販することも多いようで、海外通販事情にいつの間にか詳しくなっていた嫁。

アメリカだと送料が高いとか、UKは英語だからわかりやすいとか、それ以外の国でもAmazonのインターフェースで買い物する分にはなんとかなるとか。

為替に関する相場感なんかも、持っていたりした。

アクアプレイは、もともとスウェーデン発のおもちゃなので、海外でもバリバリ売っている。

結局、一番安く売っていたAmazon.de(ドイツのAmazon)で購入できた。

為替の値動きで増減はあるとして、日本の定価対比、▲6,000~7,000円ぐらいで買えたから、多少品質管理の不安はあるが良しとする。

 

7月末~8月末という、ざっくりとしすぎた到着予定日が表示されヒヤヒヤしたが、とりあえずは無事、誕生日に間に合うように荷物は到着。

濡れせんべいみたいなベッコベコの段ボールが届いたから笑ってしまった。

この辺りは海外クオリティとして、中身に特段欠けているパーツはなさそう。

一旦、問題は解決だ。

 

しかし、組み立ててみて更なる問題が浮上した。

サイズ感まで、海外クオリティだったことだ。

マンション住まいなので庭はないし、お風呂場かベランダで遊べばいいやぐらいに思っていたのだが、頼みのベランダにも入らない。

かといって、水を使うため、リビングで、子供部屋で、というわけにもいかない。

 

結果、玄関に置くことになりました。

 

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この夏、僕の家にお立ち寄りいただく予定がある方へ。

靴に水がかぶる恐れがありますので、ご了承ください。

 

 

「しょっぱい」

言葉の乱れ、なんていつの時代でも叫ばれていて、結局のところ、今使われている日本語が正しい日本語なのだと思う。

もともとは誤用だったけれど、その後に正しい用法として認められたケースなんていくらでもある。

 

だというのに、"しょっぱい"という言葉が関東圏の方言という解釈に留まっているのが、どうも腑に落ちない。

正確には"塩辛い"だというが、塩辛いと言っている人なんて見たことがない。

僕が関東圏に住んでいるから、と言われればそれまでだが、東北に住んでいたときも"しょっぱい"だった。

ちなみに、九州育ちの嫁は、"辛い"と言う。

これは間違いなく方言だが、いずれにしても"塩辛い"ではなく、どの地域の人が正しい日本語を話しているのだろう、というのはとても気になる。

 

"しょっぱい"は、"しょっぱい試合"とか、"しょっぱい対応"とか、スラング的な用法で目にする機会も多い。

既に、"しょっぱい"は全国区。

関東圏だけに留まらない認知度を誇っているのだから、もう、これ、標準語とみなしていいでしょ、と思うのだけれど、標準語って誰がどうやって決めるのだろう。

国語辞典から「関東圏の方言」という記載がなくなれば、標準語として認められたということになるのかしら。

 

さて、せっかくだから、ヴィジュアル系の話も織り交ぜてみる。

シーンも歴史を積み重ねてきているから、スラング的な用語が標準語に変わったケースが出てきたのではないか。

 

わかりやすいのが、"オサレ系"。

もともとは"お洒落系"のスラングであることは言うまでもないが、実態として、"オサレ系"のほうが雰囲気が伝わってくる。

"コテオサ系"なんていう派生ジャンルが定着したことで、正当な表記として認められた形だろう。

"コテオシャ系"だったら、なんだか格好付かない。

 

そもそも、"ヴィジュアル系"という言葉もそれにあたるのかもしれない。

僕が若い頃は、"ビジュアル系"だったもの。

"B"じゃなくて"V"なのだから、日本人もネイティブの感覚が身についてきたのね、ということで自然に移行したイメージだが、実は"ビジュアル系"になっていたのも意味がある。

雑誌投稿欄で仲間を集めるときの謳い文句にするため、出来るだけ少ない文字数に集約。

"ヴィジュアル系"より、"ビジュアル系"のほうが1文字少ないから、"ビジュアル系"で最初は定着していたのだ。

この辺りは、リアルタイムで黎明期を経験してきたNEVER MINDの店長Kさんのブログ記事が興味深いので、是非読んでもらいたいところ。

 

 

要するに、雑誌投稿の文化が廃れ、あえて短くする必要がなくなったから発音ベースに用語が変化したということだ。

 

用語が一度変化し、また戻ってきた感があるのは、音楽性における"ゴシック"。

もともとは、抑揚なく淡々と暗いフレーズを囁く、耽美的、暗黒的な意味合いだった。

だが、MALICE MIZERが、自らをゴシックと表現していたことを受け、Gackt在籍時の煌びやかで荘厳、西洋的な雰囲気を"ゴシック"と呼ぶように移り変わる。

建築様式のゴシックは比較的後者のイメージがあるので仕方ない部分もあり、これは用法が切り替わったな、と解釈していたのだが、最近は再びゴシック=暗黒という意味合いで語られることが多くなってきたから、一時的なものだったようだ。

混乱を招くきっかけとなったMALICE MIZERが、「薔薇の聖堂」という本来の意味でのゴシック要素が強い傑作を生みだしたことも、軌道修正に一役買っていたのかもしれない。

 

事例をあげるだけのオチもないエントリになってしまったが、今回のテーマは"しょっぱい"。

しょっぱい記事になることも、テーマに忠実に従った結果ということでご容赦いただきたい。