天の川、スカイフィッシュの釣り堀にて

安眠妨害水族館では書かないこと、書けないこと

「ルールに縛られる」

このブログを書くにあたって、ルールはほとんどない。

それでも、唯一設けている"カテゴリー順に書いていく"というルールにだいぶ縛られていて、筆が進まないことがしばしば。

そろそろ廃止してもいいかな?と思わないこともないが、宣言した以上はやめられない性格。

誰も気にしていないのはわかっているけれど。

 

安眠妨害水族館についても、いくつか自分でルールを決めている。

例えば、「~ですね」という言い回しは、原則、ひとつの記事に1回だけ。

あとは、「~ですな」とか、「~ですよ」とかを駆使してやり過ごしている。

「リリース」などの頻出単語を「発表」とか「ドロップ」とかに言い換えたりするのも、同じ理屈だ。

こちらは必ずしも1回に限定はしていないが、近いところで「リリース」の文字が並んでいると、なんだか落ち着かない。

用語は統一したほうがわかりやすいという意見もありそうだが、ここはルールとして割り切っている。

 

そんな中で、これは限界だ、と切り捨ててしまったルールもある。

それは、採点。

ブログ開設当初、レビューしたCDに80点とか90点とか、点数をつけていたのだが、アメーバブログに移転する際に廃止とした。

 

理由はシンプルで、お気に入りの度合いなんて、時期によって変わるものだから。

最初はガツンとハマったけれど、徐々に飽きてしまったものもある。

最初はピンとこなかったけれど、徐々に癖になってきたものものある。

今、主観で100点満点だと思ったこの作品を、2年後の僕が何点と評価するかなんて、自分でもわからないじゃない。

 

じゃあ、主観は時点的なものと整理して、客観的な評価軸も設ければいいか、とも検討した。

①お気に入り度、②歌唱力、③技術力、④構成力、⑤お買い得感、と5つの基準を作って、それぞれ最大20点で採点。

これなら、強みと弱みが可視化されて、納得感はありそうだ。

 

ただし、問題点もある。

バカテクバンドの主観的には全然かすりもしないCD(コスパは良い)をレビューしたとして、①お気に入り度はゼロ点とできるかもしれないが、②~⑤は高得点をつけざるをえないので、総合評価は80点だ。

逆に、①お気に入り度は満点で、多くの人に聴いてもらいたい作品であっても、歌唱力や技術的はまだまだ過渡期というバンドは、その80点を超えることができない。

このジレンマを解消しないと、納得感のある点数は導き出せそうにもなかった。

 

そもそも、本当に個性的なバンドは、ここでは表現できない評価軸に強みがあるかもしれないし…と考えすぎた結果、ほとんどのCDが70点~85点に収まってしまい、点数をつけて良し悪しを比較する意味がないよね、ってことであえなく廃止となったわけ。

僕には合わなかったってだけで、採点制でレビューを書いている人を否定する意味ではないのであしからず。

採点があると、内容を読まなくても良かったのか良くなかったのか、一見してわかる。 

実際、 Amazonなどのレビューは、統計的にそれが可視化されているからとても便利で、参考にしているもの。

 

ただ、CDのケースが割れていたので★をマイナス、みたいなのにちょっとモヤモヤするのは、僕だけでしょうか。

「ようこそ、真夏のパーティーへ」

おかあさんといっしょスペシャルステージ2017「ようこそ、真夏のパーティーへ」に行ってきた。

さいたまスーパーアリーナで、1日3公演での2days。

これでチケットが即完というのだから、さすがの動員力である。

 

先行抽選は外れたので、一般でのチケ発に回ったのだが、嫁が無事に確保。

時報と同時に電話をかけたところ、見事に成功したらしい。

現地に行ってみたら、アリーナの実質的な最前列。

スキルを色々教えてくれたバンギャル諸氏には感謝しかない。

 

さて、このスペシャルステージ、個人的にはとても興味深いことだらけだった。

まず、ステージがアリーナの中央に設置されていること。

四方には花道が用意されていて、それを囲むようにアリーナ席のマットが敷いてある。

色々なイベントに足を運んできたが、360度すべてが客席というのははじめての経験だ。

セットにしてもパフォーマンスにしても、どこから見ても楽しめる演出には感銘を受けた。

 

うたのおにいさん、おねえさんや、キャラクターたちのポジショニングも完璧。

全員が後ろを向いている、なんてタイミングはなし。

ステージ上の持ち場を離れている間は、しっかりダンサーが穴埋めもしている。

終盤は、アリーナのまわりをいくつかのトラックに乗り、ぐるぐる回って前から後ろからの興奮の応酬。

大人のほうが夢中になるというのも納得の総合エンターテインメントだった。

 

次に、アリーナ席で座って見るという背徳感。

ロックイベントであればアリーナ席で座っていようものなら総スカンものだが、そこは子供が中心の文化。

親はかえって、立っているほうが悪目立ちしてしまう。

アリーナの最前列で座って(しかも椅子ではなく地べたに)コンサートを見るというのも、過去に経験したことがなくて、内心ワクワクしていた。

 

この状態で、ちゃんと銀テープも舞うから面白い。

大きな風船も客席後方から飛んできた。

銀テープについては、赤、青、白のものをゲットしたのだけれど、これ、ガラピコぷ~のキャラクターの色味と合わせているのか、偶然なのか。

 

最後に、かぞえてんぐ。

言わずと知れた、前任のうたのおにいさんである横山だいすけさんの人気キャラクター。

確かに最近DVDが出たばかりだが、こんな序盤に、しかも客席から飛び出してくるとは。

この日一番の大歓声を掻っ攫うと、新曲「かぞえてんぐのかぞえたび」まで披露して、まさに独壇場。

どこまでが台本で、どこまでがアドリブかはわからないけれど、明らかにキャラづくりをしているようで、それでも、とても自然体に見えるから不思議である。

後半では、"だいすけおにいさん"として再登場するも、残した爪痕は間違いなく、かぞえてんぐが上回っていた。

 

もちろん、キャラだけが立っているわけではなく、歌唱力も圧巻。

子供向けだと侮ってはいけないな、と改めて。

純粋に良い楽曲が多いし、たまにやたら難解なナンバーがあったりして、飽きさせない。

「アイアイ」は、何故か高速バージョン。

こんなアレンジもあるのかと驚かされた。

 

普段、あまり放送を見ることができない身としては、もっと知っている楽曲があれば、という本音がはあるが、それを差し引いても素晴らしいの一言。

これはまた行きたいぞ、と素直に思った。

もっとも、こんな良席はめったに当たらないだろうけれど。

 

ちなみに、入場時に配布されるうちわ。

「アイアイ」でのフリに使用できるだけでなく、セットリストが書いてあって、簡易パンフレットにもなっている。

入場時にセットリストが発表されることにはカルチャーギャップを感じるが、セトリ付きのグッズが配布特典というのは、なかなか粋である。

バンドのライブでも応用できそうだな、なんて考えてしまうのは僕だけだろうか。

 

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1. ようこそ、真夏のパーティーへ

2. あ〜うれしー

3. シェイク シェイク げんき!

4. ヤッホ・ホー

5. かぞえてんぐがやってきた

6. ダンシング数え歌

7. てをたたこ

8. かぞえてんぐのかぞえたび

9. あの子をさそって海へ行こう

10. ジャバ・ジャバ・ビバ・ドゥー

11. アイアイ

12. ブンバ・ボーン!

13. 少年の夏

14. ここにいるよ

15. まんまるスマイル

16. ながれぼし

17. ぱんぱかぱんぱんぱーん

18. エイエイオー

19. にぎわう星

20. ガッタン&ゴットン

21. 地球ぴょんぴょん

22. やくそくハーイ!

23. いつまでもともだち

24. Say!good-bye 〜明日をみつめて〜

 

「マイナーバンドなんて言わなきゃよかった」

色々と形は変わってきているので、ずっとそうだったわけでもないのだが、安眠妨害水族館でレビューするCDは、「現役バンドの作品の足元での感想」または「一度聴いてみてほしい過去の作品の評価」に分かれるのかと思う。

 

前者は、要するに新譜を聴いた感想。

共感にしても反論にしても、評価が定まっていないからこそ。

リアルタイムで進化しているバンドの作品についてあれこれ語るのは、僕としても楽しい。

後者は、一応メッセージの発信となるのかな。

「名盤だから聴いて!」というのもあるし、「これは駄作だけど面白いから聴いて!」というのもある。

「今聴くとたいしたことはないけど、歴史的には価値があった作品なんだよ!」ってのもあるかもしれない。

後者の派生として、「V系の歴史に影響を与えた作品の主観的な評価」というのも入れておこうか。

 

ここから漏れるのは、解散したバンドの、僕の中で可もなく不可もなく的な評価に落ち着いてしまった作品だ。

稀に、メンバーがその後組んだバンドでブレイクして価値が復活するケースはあるものの、それはほんの一握り。

大部分は中古屋の店頭にすら並ばず、手に入りにくいという意味でのレア音源となってしまうが、そこはわざわざ引っ張り上げなくてもいいだろう、とは思っている。

 

と、ここまで整理してから矛盾したことを言うが、たまに、それでも紹介したいって作品が出てきてしまう。

「このバンド、結局音源ではパッとしなかったけど、凄く惜しかったんだよ!期待していたんだよ!」とか、「切り口が斬新すぎて受け付けなかったけど、今だったら上手く料理できそうだな」とか、この可もなく不可もなくな気持ちを共感したいという欲求が生まれるのだ。

そんな僕のジレンマを解消するために作った身勝手なコーナーが、「マイナーバンドの音源をまとめてレビュー」。

最初に紹介したのは、Beataとギ~戯児~ヂとAteLieRだった。

 

ざっくばらんに話すと、当初は、ひとつひとつでは更新通知をクリックさせる力を持っていなくても、コーナーとしてまとめてしまえば、とりあえず読んでもらえるかもしれないなという思惑があった。

実際、アクセスは当時の通常更新よりも3割ぐらい多くて、このラインナップで数字をとったのがなんだか面白かったから、よく覚えている。

 

ただひとつ後悔しているのは、「マイナーバンド」というタイトルを安易につけてしまったことだ。

このコーナーの目的は①"解散したバンド"の、②"僕の中で可もなく不可もなく的な評価に落ち着いてしまった作品"を紹介すること。

もうひとつ、③"過去に安眠妨害水族館で単独でレビューを行っていない"を付け加えてもいいのだが、必ずしもマイナーバンドである必要はなかった。

Beataとギ~戯児~ヂとAteLieRがマイナーだったから、そのまま「マイナーバンド」とつけただけ。

配慮が足りなかったと言わざるを得ない。

 

例えば、過去に"当時は人気があったけれど、今はそんなに語られる機会がないバンド"という縛りで、このコーナーを更新したことがある。

ameblo.jp

VIOLET-NARCISSUS、STAY、妖花…

これらを「マイナーバンド」として括ってしまったら、そりゃ怒る人もいるわな。

僕自身、このコーナーの目的からは脱していないと認識しつつ、マイナーバンドとは認識していないバンドたちだもの。

今更タイトルは変えられないし、ずっとモヤモヤが残っている。

最近は、「WESTとかEASTでワンマンをやっていたって、世間的に見たらマイナーだ!」という謎の開き直りで自分を納得させているものの、図らずもマイナー扱いしてしまったマイナーじゃないバンド、およびファンの皆様、誠に申し訳ありませんでした。

 

実は隔日更新にしてからというもの、ネタが溜まりすぎる傾向があって、まとめ更新ができるこのコーナーの有効性に改めて気付かされたのだよね。

そんなわけで、今後は「これがマイナー?」といったバンドもガシガシこの枠組みで紹介していきたいと思うので、取り急ぎエクスキューズをさせていただきました。