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天の川、スカイフィッシュの釣り堀にて

安眠妨害水族館では書かないこと、書けないこと

「GRUDGE OF SORROW」

恒常的なツールとするかはまだ未定なのだが、マストドンに登録した。

ポストTwitterとして、ユーザー数を増やしつつあるSNSだ。

特徴としては、インスタンスと呼ばれるサーバーを誰でも立ち上げられること。

運営が管理するサーバーに集約されているのがTwitterだとしたら、マストドンは、複数のTwitterが存在するSNSといったところだろうか。

これにより、"ローカルタイムライン"という概念が生まれる。

Twitterで全ユーザーが会話が表示されるタイムラインなんて見る気も起らないが、特定のコミュニティに所属する人だけを集めたタイムラインだったら話は別。

共通の趣味の人が集まるインスタンスや、特定の地域に住む人のインスタンスなどが出来ることで、そのインスタンスに所属する全員の発言が表示されるタイムライン=ローカルタイムラインが意味を成してくるのだ。

 

サーバー管理者の立場であれば、負荷の分散とか個々のカスタマイズとか、色々と特徴はあるのだろうが、今のところユーザー目線でのTwitterとの違いは、このローカルタイムラインの存在と、一度に入力可能な文字数がTwitterの140文字に対して、500文字と多いことぐらいか。

詳しくは、色々な人が解説しているので、さくっとググってほしい。

 

ヴィジュアル系界隈では、率先してvkdbの運営が、vkdnというインスタンスを立ち上げた。

僕がアカウントを作成したのも、vkdnだ。

個人で人が集まるインスタンスを立ち上げるには限界がある。

その中で、知名度も実績もあるvkdbが手をあげてくれたのはありがたい。

その後、v系たぬきの掲示板のインスタンスも立ち上がり、ユーザー数はこちらのほうが多くなっているようだが、今後大手事務所やイベント組織がインスタンスを立ち上げる可能性もあるし、一旦は様子見。

この段階でコロコロ鞍替えするより、とりあえずは使い方に慣れておくことを優先しようと思う。

 

さて、多くのユーザーが悩んでいるのは、Twitterとの住み分けだろう。

率直に言って、今の段階でマストドンに拠点を移す意味があるのは、Twitterのフォロー・フォロワーの関係性が悪化して閉塞感が生まれている人ぐらいだ。

今、何不自由なくTwitterで呟いている人が、あえて過渡期のマストドンに移行するメリットは少ない。

 

ただし、僕にとって少し魅力的に思えるのが、500文字まで可能という文字数の限界値。

ブログに書くには短くて内容が薄い。

一方で、Twitterに書くには長すぎる。

そんな"帯に短し襷に長し"である1曲レビューをコンテンツ化できるのでは、という点だ。

安眠妨害水族館は作品単位でのレビューを原則としているが、そのときに聴いている音楽をさらっと紹介したいとは、ずっと思っていたこと。

どうせ試験的に運用するなら、これで定期的に発言する癖をつけておこうというわけ。

リンクを貼ってもアカウントがないと見えないかもしれないので、一例として既に投下した1曲レビューのスクリーンショットをいくつか。

 

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あくまで実験。

飽きたら終わり。

いつまで続けるかわからないけれど、興味があれば是非フォローしてみてください。

フォローは、別のインスタンスに所属していてもできるらしいので。

 

ところで、タイトルの「GRUDGE OF SORROW」。

このブログの内容で、ピンと来た人はいるのだろうか。

 

実はこれ、過去にV系ファンのために立ち上げられたSNSの名前。

通称、「GOS」。

SNSと言えばmixiという時代だった2005年頃、日記に足跡、コミュニティなど、ほぼ同機能を有したツールとして注目されたが、個人運営の域を出なかったからかユーザー数が伸び悩み、ある程度は粘ったものの最終的にサービスを終了してしまった。

 

あのときに交流していたバンギャルさんたち、ときどきふと思い出すのだが、今となっては連絡をとる術がない。

もし未だにバンギャル的な活動をしているのであれば、どこかで再会したいものだ。

再会の場所が"あの丘"ではなくマストドンってのも、なんだか格好付かないけれど。

 

 

「産まれた」

第二子が誕生した。

聞いていたとおり、女の子だった。

色々と考えだすと本当に大変なのはこれからなのだが、ひとまずはほっとしたというのが本心。

一人目のときの経験があるといっても、出産は命がけ。

まずは、嫁を労いたいと思う。

 

実は今回、無痛分娩での出産となった。

まだまだ日本では主流になっておらず、あまり多くの産婦人科が対応しているというわけではない。

普及しない理由は、設備や資格など色々とあるのだろうが、"産みの苦しみ"を経験してこそ母親だ、という世間体がいまだに根強いことも一因なのではないか。

専門知識があるわけではないので、医学的な見地からのメリット・デメリットについては各々でお調べいただきたいのだが、少なくとも僕らは、しっかりと説明を聞いたうえで、リスクよりもメリットのほうがあるな、と判断したということはご理解願いたい。

 

さて、無痛分娩にしたと言うと、「本当に痛くないの?」と聞かれる。

僕に聞かれてもわからないし、そもそも、まだ産んでないし、という曖昧な回答しか今まではできなかったので、改めて出産後の嫁にインタビューしてみた。

 

一番の痛みのピークであろう、産む瞬間。

ここについては、産むギリギリまで看護師さんと世間話をするぐらいの余裕があったとのこと。

「そろそろ、いきんだほうがいいですか? あ、そうですか。じゃあ、いきみますね!」というノリだったらしい。

正直、こんなライトな出産時のエピソードは聞いたことがない。

僕が知っているのは、もっと壮絶な話ばかりだった。

完全な処置ができなかった一人目のときはずっと絶叫していたことを踏まえれば、嫁が異常なまでに痛みに強いという可能性は排除できる。

この点では「本当に痛くない」と言っても差し支えないのでは。

 

もちろん、考えなければいけないことはある。

例えば、費用面。

通常の出産よりも、5万~10万はかかってしまうのだ。

一人目のときは、事前処置の前に破水してしまったので、痛みが和らぐという肝心のメリットが最大限に享受できなかった。

仮に事前処置ができていたとしても、効果には個人差がある。

結局費用を払ってもリスクをすべて取り除くには至らないということ。

それでも試みるかどうかは、判断が必要だ。

 

また、計画分娩となるが、スケジュール通りに陣痛がきてくれるケースなんて稀だ。

ほとんどの場合、陣痛促進剤などを使うことになる。

その点がハードルになる人もいるのかもしれない。

もっとも、計画分娩となる点については、個人的にはメリットだった。

出産当日や退院の手続きのため、休暇を取る必要があったが、引継ぎや根回しをスムースに行うことが出来たから。

 

そんなわけで、無痛分娩はもっと認知され、普及してほしい、が個人的な見解。

痛みに耐えた母親は尊敬するが、痛みを回避した母親だって尊敬する。

どのリスクを重要視して、より安全に産むにはどうすべきか、という選択の結果なのだから、どちらの判断も否定される理由はないはずだ。

 

なお、無痛分娩であっても、事前処置として背中にチューブを入れたりするので、まったく痛みを感じずに終わるわけではないのだとか。

また、産後に体が元に戻ろうとするときにも痛みを伴う。

"産みの苦しみ"が消えてなくなるものではないので、誤解なきように。

 

なんだか、社会的なブログ。

というのも、まだ第二子が病院にいるから。

面会時間に抱っこはさせてもらったが、まだ実感が湧いていないのだ。

四六時中一緒にいる嫁は、「神々しい。可愛い。」を繰り返し、既に溺愛モード。

なんだか悔しいので、はやく無事に退院してきてほしい。

 

これからは四人家族。

男は僕ひとりで肩身が狭くなりそうだが、楽しみがまた増えた。

「WaTは好青年」

僕のささやかな自慢。

それは、WaTと共演したことがあること。

 

大学時代、学生会館の館内放送の制作・編成や、イベントを運営するサークルに所属していた。

アナウンス部を持っていたため、アナウンサーも多く輩出していたりする。

もともとは、映像、音響、照明といったハード面を担うサークルだったが、ちょうど僕が在籍していた10年ちょっと前にソフト面の強化が図られ、コンテンツの制作部門が立ち上がった。

僕はそこの2代目チーフとして、イベント運営におけるソフト面のプロジェクトマネジメントを担当していたのだ。

 

仰々しく書いたが、要するに、学園祭のステージに誰を呼ぶか、という仕事だ。

もっとも、下手なイベントよりも動員は多いし、任されたのはメインステージ。

たぶん、新聞にも載る。

失敗は許されない中、予算はサークル員が払った会費から捻出しなければいけないので、低コストでの運営も求められるという立場。

社会人になって10年以上経った今でも、これ以上に難しい仕事はしていないのではないか、と思うくらいである。

 

ブッキングに失敗したタレントは星の数。

諦めかけたそのとき、駆け込みでウエンツ瑛士が来る、という朗報が。

正直なところ、失礼とも言えるギャラの提示だったのだと思うが、快く返事をいただいたどころか、WaTで売り出していきたいので是非WaTで出演させてほしい、とのこと。

なんと、小池徹平まで来てくれるなら、こちらとしてはありがたい限りだ。

あれよあれよという間に、サークル内での目玉を通り越して、学園祭の目玉になっていた。

ちなみに、自分の手柄っぽく書いているが、僕は置物チーフ。

チームリーダーとその他メンバーの頑張りの結果だということは補足しておく。

 

さて、いざゲストが来るとなると、裏方は慌ただしくなる。

「弁当は、オリジンとほか弁、どっちを用意しましょう? どっちが高級に見えますか?」という判断を求められた僕は、「両方買っておけ!」と指示をした。

(チーフなのに、思い出した仕事がこれだけって悲しい。)

イベントと連動して館内放送用の番組も制作すべく、インタビューやライブ映像の撮影の段取りも整える。

メインステージのMCはアナウンス部のエース格が担当するが、館内放送用の素材は自前で準備する必要があるので、導入のMCやインタビューは僕がやることに。

所詮はサークル活動。

本番中はステージ運営に人が割かれるため、最後の最後はチーフだろうが現場に飛び出すのがお約束なのだ。

 

ステージ上のWaTの二人は、さすがに格好良かった。

立ち振る舞いからオーラが出ていて、普段見ているマイナーバンドマンとの格の違いを感じさせる。

音響、照明もサークル員というお世辞にもプロレベルに達しているとは言えないステージ環境だったが、そうとは感じさせない熱狂ぶりだ。

 

そして、ステージから降りても、WaTの二人はウエンツ瑛士小池徹平のままだった。

インタビューにも真摯に応えてくれたし、スタッフに対しての気配りも完璧。

その後のビンゴ大会にも、飛び入り参加して盛り上げてくれた。

スターがこんなに気さくでいいものだろうか、という好青年っぷりで、サークル内でのWaTの支持率が急上昇したのは言うまでもない。

 

一方、僕と言えば、1,000人以上のオーディエンスを前に挙動不審なMCとなったうえ、それを引きずったインタビューでは、挨拶もしないうちに「お弁当はどちらを食べましたか?」なんて先方からしたら意味のわからない質問を繰り出す始末。

二人にフォローされっぱなしで、その後はどんな話をしたかもよく覚えていない。

ただ、ずっと笑顔で対応していただいたのは、はっきり記憶に残っている。

カメラがオフになっても、テレビで見ていた人柄と変わらない彼らだ。

おこがましいが、もう少し喋る時間があれば友達になれそうと錯覚してしまう親しみやすさ。

キャラを作るまでもなく、自然体で魅力的な二人だったということは伝えておこう。

 

ちなみに、こんな文章を書いたのは、僕がWaTと共演した、という記録が一切残っていないから。

館内放送用の番組はきっちり仕上げて編成担当に渡したのだが、放送前に紛失したらしい。

データのコピーを貰う前だったので、僕とWaTが並んで映っているインタビュー映像は永久にお蔵入り。

WaTが解散してしまった今となっては貴重な資料だと思うが、編集した段階でバックアップを作っておくべきだった。

映像での証拠がないのは残念だが、滅多にない機会だ。

10年越しの備忘録を書けたので、少しほっとした気分。

せめて、サインでも貰っておけばよかったな。

 

なお、お弁当には手を付けていなかった。

やはり津多屋のお弁当にするべきだったか。